北岳に行きました

一日目 7月の連休を利用して広河原から北岳、間ノ岳に行ってきました。 前回は甲府駅始発のバス(朝4:30くらいの)を利用したのですが今回は終バスを利用して広河原に行き広河原山荘で宿泊をしました。 新しくなった広河原山荘まえにて バスの到着から夕飯まではしばらく時間があったので近くの河原を散策したり外のテラスでゆっくりしていました。 すでに標高が高いので夏場でも涼しくて快適でした。 広河原山荘は新しいのできれいです。 また大浴場付で人間としての尊厳を一日でも長く保つことができます。 夕食はそこまで調べてなく期待をしていなかったのですが想像よりだいぶ高いクオリティの食べ物が出てきて驚きました。 今回はメインにポークステーキ、デザートにももがでてきました。 夕飯のメイン デザート 私はビールを頼まなかったですが人によっては飲んでいる方もいました。 今回利用した寝室は12人部屋で一人ひとりに布団が割り当てられています。 一応お金を積めば個室もあるようでした。 足側の壁には荷物置きとコンセントが用意されており携帯の充電を行うことができるようになっています。 初日でモバイルバッテリーを消費しないで良くてありがたいですね。 あとトイレがすごくきれいなのも推せるポイントです。 二日目 寝たのが普段よりだいぶ早かったのでこの日は4時頃に目が冷めました。 早い人だとこの時間から行動を開始しています。 私はもう少し出発が遅いのでゆっくりしていました。 そとはうっすら明るくなり始めていて窓から北岳がちょうどよく見えていました。 朝日があたる北岳 今回は朝食時間より前に出発予定だったのでお弁当を用意してもらっていました。 昨晩夕食をとった場所でおべんとうを食べたあと諸々の準備をしたあと5:20分ごろに広河原山荘を出発しました。 ※写真は前日散策していたときに撮影しました 何人かで一斉にわたるとぶよんぶよんする吊橋 最初のチェックポイントの白根御池小屋まではおおよそ2時間40分ほどで到着しました。...

7月 24, 2023

富士山に行ってきました

久しぶりに富士山に行ってきました. 3回目のroute3776に挑戦しようと思い, 吉原から富士塚にアクセスして登りました. 結果からいうと表富士キャンプ場までは歩いたのですが同行者のコンディションがあまり良くなかったのでキャンプ場から雲海荘に登るのは諦めました. 5合目までバスを利用したので達成になりませんので次回またリベンジです. 今年は特に暑さでやられ17時すぎに表富士キャンプ場に到着しました. 初回は15時台, 2回目は16時台なので年々遅くなってますね. この調子だと次は18時台になってしまうのか? 相変わらず核心部はよもぎ湯以降でした. とくにふじひのきパーク以降の道は代わり映えがなく辛いです.

8月 31, 2022

甲州高尾山に登った

6/2 に甲州高尾山に登った. 東京都の高尾山のように駅からアクセスできる山である. 全行程はおおよそ5時間くらいで勝沼ぶどう郷からそのまま歩いて行けるのでとても登りやすい山といえる. 高低差は660mほど累積標高差は1000m弱で登山をはじめて間もない人には少し大変かもしれない. ルートによっては土砂崩れや倒木により道が見えない場所があるのでGPSで地図を表示させながら行かないと簡単に道に迷える箇所があるので注意が必要である. 甲州高尾山は1100mほどの低山であるが景色はあなどれない. 山頂付近の尾根は麓の市街や南アルプスを見渡せ, 空中散歩をしている気分にさせられる. はじめての稜線歩きをするには良い山であると思う. 下山は大善寺の方のルートを利用した. 嘆かわしいことに大量の太陽光パネルが並んでいる. 土砂崩れとか心配になるがどうなのだろうか. 環境問題について一瞬考えさせられる. 勝沼ぶどう郷はワインの産地である. 私は下山後ぶどうの丘へ行った. ぶどうの丘は温泉施設もあり, 露天風呂が素晴らしいものだった. 勝沼のぶどう畑を見下ろしながら湯船につかれるのである. 登山の疲れを温泉で癒やしたあとぶどうの丘でワインを楽しんだ. 勝沼ぶどう郷は山好きにもワイン好きにもいい街だった.

6月 6, 2019

三つ峠登山

だいぶ書くのが遅くなってしまったが先週の土曜日, つまるところ11/17にヤマノススメでおなじみの三つ峠に登ってきた. 今年の三ツ峠は二回目である. 前回は天気が悪く山頂から何も見えなかったが今回はいい感じに晴れてくれた. コースは登りは三つ峠駅から登り, 下山は河口湖方面へ下った. ヤマノススメの聖地ということもあり三つ峠駅でヤマノススメでお馴染みのキャラクターたちが出迎えてくれた. ヤマノススメではひなたがあおいに富士山をサプライズで見せる計画で登ってたけど三つ峠の駅のホームから富士山見えるし登山道からもいたるところから見えるし『これは隠し通すの無理だわwww』ってなった. これは股のぞきからの富士山である. 結構気温も寒く紅葉はすでに終わったものと思っていたがいい感じに紅葉していた. ヤマノススメであおいちゃんが登ってるとき闇落ちしていたが, 三つ峠の駅の方から三つ峠に登ると結構急登が続く. あおいちゃんは運動苦手な子設定だが実際運動苦手な子が登るとたしかに辛いと思う. 八十八大師のあたりまで行くと急登がほぼ終わるので行く人は頑張ってください. ちなみに日向ぼっこしてるみたいで可愛い. 山頂からは富士山が見えるのはもちろんのこと, 南アルプス, 八ヶ岳などが一望できた. せっかくめっちゃよく見えたのに南アルプス, 八ヶ岳方面の写真を取り忘れた… ちなみに富士山は近いだけあってめちゃくちゃでかい. 写真は山頂からじゃないけど. ヤマノススメでも言及されていたが三つ峠の屏風岩はクライミングの方で有名である. 自分はまだ技術がないので登れないがいずれは屏風岩も挑戦したい.

11月 23, 2018

車中泊をしつつ甲斐駒ケ岳へ

月曜日(つまり10/8)に長野と山梨にまたがる甲斐駒ケ岳に登ってきた. 北岳から甲斐駒ケ岳が見えた時確かに美しいとは思ったがまさかその数週間に登ることになろうとは思いもしなかった. この年の秋は天気が安定しない日が多かったがこの日は山に登る時間には良く晴れていた. レンタカーを前日に借りて仙流荘まで運転して行きバスの時間まで車中泊をした. 5:30分頃北沢峠行きのバスに乗り6:20頃には北沢峠に到着していた. 前日は台風一過の天気で30度を超えるくらい暑かったが, 北沢峠は5度くらいで寒暖差が体に堪えた. しかしながら燃えるような色の秋の木々がどうでもいいようなことのように思わせてくれた. クリックで拡大 クリックで拡大 諸々の準備を整え6:30分頃北沢峠をスタートした. 登り初めて1時間半くらいしてはじめのチェックポイントである二児山に到着した. 実はこの日朝食を買いのがしており, 行動食だけでスタートすることになった. 空腹で吐き気がしたのははじめての経験だった. 次からは車で行くときはコンビニを見つけたらとりあえず入店しようと心に決めた. 二児山で体調を整えるため15分程度休憩した. この時ウィダーinゼリーを2本ほど消費した. 完全な空腹のときは胃がかえって働かないのか飲みづらかったのを記憶している. お腹の方は辛かったが天気が良かったので風景は最高だった. これがこの間の北岳の上りはじめの天気だったら帰ってたかもしれない. クリックで拡大 クリックで拡大 クリックで拡大 二児山のあとはウィダーinゼリーの効果か吐き気は消え順調に駒津峰を超え甲斐駒ケ岳への最後の急登のあたりまでたどり着けた. 甲斐駒ケ岳の岩肌は白くその日の青空が良く映えてていた. 急ではあったが登っていて飽きさせない道だった. クリックで拡大 山頂についた時付近は多少雲が多くなっていた. とはいえ南アルプスや北アルプスの山々を望むことができた. クリックで拡大 クリックで拡大 下山は通ってきた道をそのまま引き返した. もともと上り下りが激しいのでなかなかサディスティックな山だなと帰り際に思った....

10月 10, 2018

憧れの山に登った

9/22 ~ 9/23にかけて山梨の北岳に登ってきた. 北岳は南アルプス市に存在する3193mの山である. 7月のあたりに鳳凰三山に登ったとき隣に大きく見えていていつか登ろうと憧れていた. 今年中に登りたいと考えていたが9月は天気がなかなか安定せず苦い思いをしながら天気予報を眺めていた. そんななかついに登れるタイミングがやってきた. 9/22の段階で登山指数は15時台をのぞいてAであり意気揚々と甲府へ旅立った. 甲府駅の近くで一夜を過ごし朝4:35発のバスに乗り登山口のある広河原へ向かった. バスの中で天気を確認すると前日と打って変わり雨予報になっていた. 広河原山荘で登山計画と登山届けを提出し登山を開始したのが確か午前七時ごろであった. 広河原山荘から白根御池小屋までの二時間は小雨が降ったりやんだりを繰り返す感じの天候であった. 少々肌寒かったことと朝早かったので休憩がてら白根御池小屋でココアを注文し10分ほど滞在した. ココアを用意してもらっている間小屋の店員さんのおじさんが今日はこれから晴れるみたいですが山頂付近は5度くらいで冬のように寒いですねみたいな会話をしたと記憶している. 休憩のあと当初の予定通り草すべり方面から山頂へ向かうことにした. 途中一部鳳凰三山が顔をだすことはあったが基本的にガスっていて景色を見ることなく雨の中登ることになった. 北岳はかなり急登である. 雨が降る中草すべりを登っていると真ん中付近で心が折れそうになった. もともとテント泊をする予定で登っていたので20kgくらいあるザックを担いでいたのも心を折りに来る要因になっていた. そのまま何もせずに買えるのも癪なので白根御池小屋まで引き返してテント泊をするのも良いのではないかと考えたりもしていた. 白根御池小屋は山小屋の中でもかなりきれいな分類入るのでその考えは折れかけの心の中では魅力的に感じた. とはいえども流石に負けるのも嫌だったのでモチベーションを回復するために予定にはないが一度休憩をすることにした. 10時くらいであっただろうか? たまたま同じ場所で休憩をしていた年齢の近い女性の方もその場にいて『雨のなか急登を登るの大変ですね』みたいな話をしてその後一緒に同行することにした. その方は私よりも登山経験が豊富で風邪が強いときのテントの話を聞いているうちに私は強風の北岳でテント泊することを諦めることにした. 流石にテントを吹き飛ばされて崖の下に落ちて人生を終了したくはないものである. 本来は山頂を経由して北岳山荘まで行ってテント泊する予定だったが, 視界が悪いことと風が強いことを理由に肩ノ小屋に宿泊することにした. 二日目は北岳山荘から間ノ岳まで行ってその後北岳山荘まで戻って山頂に戻りそのまま来た道をもどって下山する予定であったが間ノ岳に行くことも諦めることにした. しかしその女性の方がいなければ肩ノ小屋までたどり着いてなかっただろうなと思う. 12時頃には肩ノ小屋についていたので夕食まで4時間ほど時間に余裕があった. 割と寒かったので小屋の石油ストーブを囲いすでに小屋についていた人々と談笑をしていた. 下は10歳くらいの小学生上は75歳の貴婦人の方まで多種多様な人と会話をすることができた. そうこうしているうちに時間が経過し15時頃には天気が回復していた. もっと早く回復していたら良かったのにと考えてはいたが, つらい思いをしたあとに晴れ渡った景色を見れたのは良い思い出になった. 北岳に登るきっかけを与えた鳳凰三山, 甲斐駒ケ岳, 仙丈ヶ岳がそして遠くには富士山, 北アルプスの峰々が並ぶという贅沢な光景に涙を誘われる思いをした. 午前中の苦労や鬱憤が一気に晴れることになった. その後夕飯を食べ仲良くなった人たちと日の入りを見届け18時頃に一日を終え寝床についた. 二日目は4時頃に起床した. ご来光を山頂で拝むために暗いうちに山頂へ行くかどうかを悩んだ. とりあえず小屋の外へ出て星を眺めることにした. そのタイミングで暗いうちに山頂へ行く考えは打ち砕かれた. 冬将軍が一歩先に辻斬りに来たのかなと考えるくらい寒かったのである. 星はきれいだった. まぁその時は寝起きで薄着だったので寒さに耐えられずすぐに部屋に引っ込んで朝食をとったあと出直すことになったが. 朝食をとったあと防寒着を着込み小屋の外へ出ると東の空が明るみ始めていた. いままで何回か日の出を山の上で見てきたが昼と夜が混ざった光景は何度見ても良いものだ. 前日天気が悪かった影響か東の方は我々の位置よりしたに雲が広がっており雲海をなしていた. 雲海の下から太陽が上ってくる光景はしっかりと心の不揮発メモリに書き込まれることになった. 日の出を拝んだあとすべての装備を背負い山頂を目指した. 山頂への道は強風が吹き荒れており途中岩陰で休憩しつつ登っていった. 岩陰で休憩中『自分は本当にプログラマなのだろうか?』などと疑問に持ったりもした. その後ゆっくり山頂を目指し6時ごろには北岳山頂の土を踏むことができた. 朝日に照らされた山々を見たり, 太陽からの暖かさを感じると本当に登ってよかったと実感した. 前日仲良くなった人々と山頂で記念撮影をしたり雑談をしたりして1時間ほど過ごしたあと下山に向かった. 下山は下山で良いものであった. ピストンの下山は同じ道を通るため景色に新しさを感じられない事がある. しかし今回はずっとガスっている中を登ってきたので景色を見れず仕舞いだった. 本当に同じ場所を通って来たのかと感動しつつ稜線を歩いたり森の中を歩いたりして下山することになった. 山頂では目下に見えていた鳳凰三山のオベリスクが目上に見えたときは感慨深い物があった. 白根御池小屋のテント場が見え始めて降りた高度を実感した. 人工物が突然自然の中で見えると安心できる. なんやかんや人間は文明の中で生きているのだと思う. 白根御池小屋で1時間ほど休憩した後2時間ほど歩くと広河原まで下山することができた. 来年も北岳に登りたいと思っている....

9月 23, 2018