登山計画考えるとき思うこと
登山計画考えるときって どれくらいの行動時間か? , どういうルートをどういう時間かけて行くか? , バスの時間どうするか? , エスケープルートはどこか? , どこに水場があるか , etc… みたいなことを考える. 最近だとYAMAPとかで地図を手に入れて気軽に行動計画を建てられる. 電子化によって便利になった影響か山の上とかの電波情報とか欲しくなってる気がする. 暇だったら自分で電波map作っても面白いかもしれない.
登山計画考えるときって どれくらいの行動時間か? , どういうルートをどういう時間かけて行くか? , バスの時間どうするか? , エスケープルートはどこか? , どこに水場があるか , etc… みたいなことを考える. 最近だとYAMAPとかで地図を手に入れて気軽に行動計画を建てられる. 電子化によって便利になった影響か山の上とかの電波情報とか欲しくなってる気がする. 暇だったら自分で電波map作っても面白いかもしれない.
月曜日(つまり10/8)に長野と山梨にまたがる甲斐駒ケ岳に登ってきた. 北岳から甲斐駒ケ岳が見えた時確かに美しいとは思ったがまさかその数週間に登ることになろうとは思いもしなかった. この年の秋は天気が安定しない日が多かったがこの日は山に登る時間には良く晴れていた. レンタカーを前日に借りて仙流荘まで運転して行きバスの時間まで車中泊をした. 5:30分頃北沢峠行きのバスに乗り6:20頃には北沢峠に到着していた. 前日は台風一過の天気で30度を超えるくらい暑かったが, 北沢峠は5度くらいで寒暖差が体に堪えた. しかしながら燃えるような色の秋の木々がどうでもいいようなことのように思わせてくれた. クリックで拡大 クリックで拡大 諸々の準備を整え6:30分頃北沢峠をスタートした. 登り初めて1時間半くらいしてはじめのチェックポイントである二児山に到着した. 実はこの日朝食を買いのがしており, 行動食だけでスタートすることになった. 空腹で吐き気がしたのははじめての経験だった. 次からは車で行くときはコンビニを見つけたらとりあえず入店しようと心に決めた. 二児山で体調を整えるため15分程度休憩した. この時ウィダーinゼリーを2本ほど消費した. 完全な空腹のときは胃がかえって働かないのか飲みづらかったのを記憶している. お腹の方は辛かったが天気が良かったので風景は最高だった. これがこの間の北岳の上りはじめの天気だったら帰ってたかもしれない. クリックで拡大 クリックで拡大 クリックで拡大 二児山のあとはウィダーinゼリーの効果か吐き気は消え順調に駒津峰を超え甲斐駒ケ岳への最後の急登のあたりまでたどり着けた. 甲斐駒ケ岳の岩肌は白くその日の青空が良く映えてていた. 急ではあったが登っていて飽きさせない道だった. クリックで拡大 山頂についた時付近は多少雲が多くなっていた. とはいえ南アルプスや北アルプスの山々を望むことができた. クリックで拡大 クリックで拡大 下山は通ってきた道をそのまま引き返した. もともと上り下りが激しいのでなかなかサディスティックな山だなと帰り際に思った....
9/22 ~ 9/23にかけて山梨の北岳に登ってきた. 北岳は南アルプス市に存在する3193mの山である. 7月のあたりに鳳凰三山に登ったとき隣に大きく見えていていつか登ろうと憧れていた. 今年中に登りたいと考えていたが9月は天気がなかなか安定せず苦い思いをしながら天気予報を眺めていた. そんななかついに登れるタイミングがやってきた. 9/22の段階で登山指数は15時台をのぞいてAであり意気揚々と甲府へ旅立った. 甲府駅の近くで一夜を過ごし朝4:35発のバスに乗り登山口のある広河原へ向かった. バスの中で天気を確認すると前日と打って変わり雨予報になっていた. 広河原山荘で登山計画と登山届けを提出し登山を開始したのが確か午前七時ごろであった. 広河原山荘から白根御池小屋までの二時間は小雨が降ったりやんだりを繰り返す感じの天候であった. 少々肌寒かったことと朝早かったので休憩がてら白根御池小屋でココアを注文し10分ほど滞在した. ココアを用意してもらっている間小屋の店員さんのおじさんが今日はこれから晴れるみたいですが山頂付近は5度くらいで冬のように寒いですねみたいな会話をしたと記憶している. 休憩のあと当初の予定通り草すべり方面から山頂へ向かうことにした. 途中一部鳳凰三山が顔をだすことはあったが基本的にガスっていて景色を見ることなく雨の中登ることになった. 北岳はかなり急登である. 雨が降る中草すべりを登っていると真ん中付近で心が折れそうになった. もともとテント泊をする予定で登っていたので20kgくらいあるザックを担いでいたのも心を折りに来る要因になっていた. そのまま何もせずに買えるのも癪なので白根御池小屋まで引き返してテント泊をするのも良いのではないかと考えたりもしていた. 白根御池小屋は山小屋の中でもかなりきれいな分類入るのでその考えは折れかけの心の中では魅力的に感じた. とはいえども流石に負けるのも嫌だったのでモチベーションを回復するために予定にはないが一度休憩をすることにした. 10時くらいであっただろうか? たまたま同じ場所で休憩をしていた年齢の近い女性の方もその場にいて『雨のなか急登を登るの大変ですね』みたいな話をしてその後一緒に同行することにした. その方は私よりも登山経験が豊富で風邪が強いときのテントの話を聞いているうちに私は強風の北岳でテント泊することを諦めることにした. 流石にテントを吹き飛ばされて崖の下に落ちて人生を終了したくはないものである. 本来は山頂を経由して北岳山荘まで行ってテント泊する予定だったが, 視界が悪いことと風が強いことを理由に肩ノ小屋に宿泊することにした. 二日目は北岳山荘から間ノ岳まで行ってその後北岳山荘まで戻って山頂に戻りそのまま来た道をもどって下山する予定であったが間ノ岳に行くことも諦めることにした. しかしその女性の方がいなければ肩ノ小屋までたどり着いてなかっただろうなと思う. 12時頃には肩ノ小屋についていたので夕食まで4時間ほど時間に余裕があった. 割と寒かったので小屋の石油ストーブを囲いすでに小屋についていた人々と談笑をしていた. 下は10歳くらいの小学生上は75歳の貴婦人の方まで多種多様な人と会話をすることができた. そうこうしているうちに時間が経過し15時頃には天気が回復していた. もっと早く回復していたら良かったのにと考えてはいたが, つらい思いをしたあとに晴れ渡った景色を見れたのは良い思い出になった. 北岳に登るきっかけを与えた鳳凰三山, 甲斐駒ケ岳, 仙丈ヶ岳がそして遠くには富士山, 北アルプスの峰々が並ぶという贅沢な光景に涙を誘われる思いをした. 午前中の苦労や鬱憤が一気に晴れることになった. その後夕飯を食べ仲良くなった人たちと日の入りを見届け18時頃に一日を終え寝床についた. 二日目は4時頃に起床した. ご来光を山頂で拝むために暗いうちに山頂へ行くかどうかを悩んだ. とりあえず小屋の外へ出て星を眺めることにした. そのタイミングで暗いうちに山頂へ行く考えは打ち砕かれた. 冬将軍が一歩先に辻斬りに来たのかなと考えるくらい寒かったのである. 星はきれいだった. まぁその時は寝起きで薄着だったので寒さに耐えられずすぐに部屋に引っ込んで朝食をとったあと出直すことになったが. 朝食をとったあと防寒着を着込み小屋の外へ出ると東の空が明るみ始めていた. いままで何回か日の出を山の上で見てきたが昼と夜が混ざった光景は何度見ても良いものだ. 前日天気が悪かった影響か東の方は我々の位置よりしたに雲が広がっており雲海をなしていた. 雲海の下から太陽が上ってくる光景はしっかりと心の不揮発メモリに書き込まれることになった. 日の出を拝んだあとすべての装備を背負い山頂を目指した. 山頂への道は強風が吹き荒れており途中岩陰で休憩しつつ登っていった. 岩陰で休憩中『自分は本当にプログラマなのだろうか?』などと疑問に持ったりもした. その後ゆっくり山頂を目指し6時ごろには北岳山頂の土を踏むことができた. 朝日に照らされた山々を見たり, 太陽からの暖かさを感じると本当に登ってよかったと実感した. 前日仲良くなった人々と山頂で記念撮影をしたり雑談をしたりして1時間ほど過ごしたあと下山に向かった. 下山は下山で良いものであった. ピストンの下山は同じ道を通るため景色に新しさを感じられない事がある. しかし今回はずっとガスっている中を登ってきたので景色を見れず仕舞いだった. 本当に同じ場所を通って来たのかと感動しつつ稜線を歩いたり森の中を歩いたりして下山することになった. 山頂では目下に見えていた鳳凰三山のオベリスクが目上に見えたときは感慨深い物があった. 白根御池小屋のテント場が見え始めて降りた高度を実感した. 人工物が突然自然の中で見えると安心できる. なんやかんや人間は文明の中で生きているのだと思う. 白根御池小屋で1時間ほど休憩した後2時間ほど歩くと広河原まで下山することができた. 来年も北岳に登りたいと思っている....
気がつけば山の上は秋が終わりそうになっている. 秋の天気と女心というように近頃天気が安定しない. 先週長野に行ったときは美ヶ原, 霧ヶ峰, 蓼科山に赴いたがガスっており虚無の中の登山だった. 幸いにも日曜日に行った天覧山はよく晴れていたがどうせなら標高高い山からもいい景色を見たいものだ.
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