愛媛県の笹ヶ峰へ最強寒波を体験に行きました
今シーズン最強と言われている寒波を体験しに行ってきました. 場所は愛媛県の笹ヶ峰です. 登山口はいくつかありますが南西部の林道登山口から丸山荘を通って登るルートをいつものように利用しました. 笹ヶ峰登山口への林道 登山口付近は多少雪が舞っていて白くなっていましたが凍結しているというわけではなく安心して走行できました. 登山口は夏場はぎっちり植物で覆われていますがこの次期は枯れていて幾分登りやすいように思われます. 登山口の様子 今回は凍結路面はそこまでなかったのですが日によって沢から流れた水で斜面が凍結してることもあるのでチェーンスパイクを持っていると安心です. 丸山荘まではアイゼンだと爪が長くて登りづらい印象があります. 沢の上を越えていく木道 丸山荘から上は雪が増えてくるので休憩がてらアイゼンに履き替えました. このあたりになると標高も上がり気温は氷点下10度くらいになっていました. 今シーズン最強と言われる寒気の力をしっかり感じますね. 丸山荘から少し進むと笹ヶ峰綺麗に望める場所があり今から登る場所をしっかり見せてくれて山としてとても良いポイントだと思います. 疲れているとまだ登るのかという気持ちにもさせられますが. 丸山荘のテント場を抜けた先から笹ヶ峰を望む 広場をすぎると再び樹林帯に突入します. 今回は直近で山に入っている人が少なかったためかしばらく行くとすぐにトレースが薄くなっていました. 薄くなるトレース ここからは地図とにらめっこです. 夏場は道がしっかりとしている山ですし赤いテープも多いのですが霧氷でテープは見えなくなりますし, 石鎚山や剣山のようにたくさん人が来る山でもないので頼れるのはやはり地図です. 斜度が増えてきてもよく踏み固められているとストックだけで問題なく登れるのですが今回は比較的平たい雪面なので森林限界手前でピッケルに持ち替えました. 少し硬い雪の上に粉上の雪が乗っていてあまりしっかりアイゼンが刺さるという雰囲気ではなかったです. 突き当りまで直登したあと左に折れると登山道が見えてくる 森林限界を超えるとご褒美の時間です. よく視界が澄み渡っていてすべてを見通すことができます. ちょっとの標高で雪があったりなかったりするの面白いですね....