ボメロプラスを3足くらい履き続けていた。気に入っているから同じ靴を選んできたのだけれど、さすがにたまには違う靴も履いてみたくなった。スポーツデポでペガサスプラス2がボメロプラスと同じ価格だったので、今回はこっちを買った。
どちらもZoomXのソールを使っている。同じ素材なら走った感覚も似ているのかな、と思ったが、見た目だけでは分からない。ボメロプラスを履き慣れているぶん、違いは走ればすぐ分かるかもしれない。さっそく軽めに走ってみた。
8kmくらい走ってみた
記録は8.54km、48分07秒。平均ペースは5分38秒/km、平均心拍は141bpm、上昇高度は119mだった。1kmごとのペースは5分32秒〜5分42秒あたりで、最後の約0.5kmは5分47秒/km。特にペースを上げようとはせず、ほぼ同じペースで走れた。
ボメロプラスだと、意識しないで走っても5分10秒/kmくらいのペースになる。今回もだいたいいつも走っている場所を走ったが、それより気持ち遅めだった。ただ、ペガサスプラス2にまだ慣れていないせいかもしれない。今回の数字だけで靴による速度差とは言えない。
それに、ペースが遅いから悪いというわけでもない。走っている最中には、普段の自分が思った以上に靴の反発に頼って前へ進んでいるのかもしれない、と感じた。今回のペースでも1kmごとのばらつきは小さく、無理に速度を上げずに走り続けられた。ボメロプラスで自然に出るペースとは違っても、この走り方には別の良さがありそうだ。
ボメロプラスより地面を踏む感じ
走り出してまず感じたのは、ペガサスプラス2のほうが反発が控えめなこと。ボメロプラスの感覚のまま走り始めたので、最初は脚が上がるときに少し重いなと思った。靴が勝手に次の一歩を押し出してくれる感じが弱い。
ところが、そのまま走り続けてもひどく疲れるわけではなかった。むしろ足に入るダメージは小さいように感じた。最初に脚が上がりにくいと感じたときは、最後までこの感覚が続くのかと思ったが、走っているうちに気にならなくなった。走り出しの「重い」という印象と、走り終えたときの感覚が少し違ったのがおもしろい。
ボメロプラスは反発を使って前に進む感じが強い。ペガサスプラス2は接地感がしっかりしていて、自分で地面を踏みしめて走る感じがする。同じZoomXでも、足を置いたときに受ける印象はだいぶ違った。
安定感も違う。うまく言うなら、四輪と二輪の乗り物くらい感覚が違った。ペガサスプラス2のほうが、自分でバランスを取ることをあまり意識しなくて済む。接地するたびに足元が落ち着いているので、次の一歩を自分で運ぶことに集中しやすい。どちらが優れているという話ではなく、走っているときに気を使うところが違う。
反発に頼れないぶん、腸腰筋を使って自分で脚を動かす感覚もつかみやすかった。ボメロプラスでは靴に助けてもらっている部分を、こちらでは自分の動きとして意識しやすい。反発に頼った走り方を矯正するのにも使えそうだ。
今回の走りではいつものようなスピードは出なかったけれど、落ち着いて距離を走るロングジョグにはよさそう。足へのダメージが小さく感じたのも、その使い方ならうれしい。ただ、これは1回、8.54kmを走った時点での感想。もっと長い距離を走ったときにも同じように感じるかは、これから試したい。
サイズは0.5cm下げた
普段、ボメロプラスは26cmを履いている。だから最初はペガサスプラス2も26cmで考えたが、履いてみると大きく感じた。最終的には25.5cmを選んだ。
アッパーの素材が薄いことも関係しているのかもしれない。同じNikeの靴で、同じサイズ表記でも、そのまま選んでいいとは限らないと実感した。サイズ感は足の形でも変わるので、店頭で履き比べられてよかった。


