徳島県の剣山へのアクセス方法についてです.

登山口について

剣山へ登るための登山口はいくつかあります.

見ノ越

見ノ越登山口
見ノ越登山口

おそらく一番登山者の多い登山口です.
この登山口はバスでのアクセスが可能であることと、 駐車場がよく整備されているので便利です.
また見ノ越から西島までリフトがあるので体力のない登山者などでも登りやすいことが特徴です.
リフトを使う場合疲れることなく森林限界まで上がれるので初めての登山にもおすすめです.

令和4年のものにはなりますが時刻表及び料金表を添付しておくので参考にしてください.
令和4年剣山運行情報

冬場はマイカーのみのアクセスになりますが利用することができます.
夜間は国道が通行止めになるので注意が必要です.
除雪がしっかりされている時は冬タイヤなら2駆でも走行できますがチェーンは携行してください.

冬期の国道438号線の様子
冬期の国道438号線の様子

コリトリ

見ノ越から見ノ越隧道を通って国道438号線を進んだ先の垢離取(コリトリ)の登山口もしくはもう少し上がった剣神社から登る登山口です.
剣山へは一ノ森を通ったあと剣山へ歩きます.
このルートは見ノ越からのルートより人が少ないです.
深田久弥は「剣山の姿勢は一ノ森から望むのが最上」と言っていますが同意します.
剣山と次郎笈を横並びで見られる珍しいルートでもあります.

一ノ森方面から剣山・次郎笈を望む
一ノ森方面から剣山・次郎笈を望む

このルートは私個人的には白骨樹がある独特な景色や見晴らしの良い縦走路もおすすめです.
ただ人によれば往復する場合10時間くらい見といたほうがいいかもしれません.

奥祖谷二重かずら橋

奥祖谷二重かずら橋から登るルートです.
ここを通る場合下りる場合も入場料が必要です.
剣山へは丸石を経由で登ります.
私はこのルートは剣山から三嶺への縦走でしか使ったことがないのでレビューできないので割愛します.

山の家奥槍戸

登山口の様子
登山口の様子
私は厳密にはここからスタートして登ったことはありません.
私がここの登山口を利用した時は見ノ越から剣山、次郎笈を通って山の家歩いて山の家でカレーを食べたあと次郎笈、剣山を通って見ノ越までもどりました.
登山口として利用する場合は剣山スーパー林道を通ってアクセスする必要があります.
もしくは剣山から次郎笈方面に歩いて三嶺方面への分岐を曲がったあと丸石行く手前の分岐で左に行くと剣山トンネルを通ってアクセスすることができます.

山の家のカレーを食べたいときについつい足を伸ばしてしまう場所です.

山の家 奥槍戸
山の家 奥槍戸

登山道の様子はというと登山口付近は程よい密度の樹林帯を歩きます.

樹林帯の様子
樹林帯の様子

そのご森林限界を超えたあとは槍戸アルプスを望みながら次郎笈を歩き尾根の上まで上がると対面に一ノ森、剣山が姿を表します.

次郎笈の尾根の上から
次郎笈の尾根の上から

このルートの注意点は次郎笈より頂上より下は携帯電話の電波が入らないことと所々道が狭いです.
またところどころ金属の板で橋をかけてますが濡れていると滑るので気をつける必要があります.

最後に

他にも三嶺から歩く方法などもありますが一旦日帰りで利用しやすいルートを上げました.
自分の体力にあったルートを見つけて楽しみましょう.