5月の18, 19日に燕岳へ行ってきた.
過去に5回ほど行こうとしたのだがなかなか天気に恵まれずやっと行くことができた.
行きはアルペン号に乗って行った.
アルペン号の座席数は21席ほどでそこまで大きいバスではなかったが足は伸ばしやすくそれなりに寝ることができた.
まぁ隣の席に人がいなかったというのも大きい.
竹橋の毎日新聞社から乗車した.
毎日新聞社の建物はコンビニが入っているので, 行動食を入手することもできた.
バスは23時に出発し翌日の朝5:30ごろに中房温泉に到着した.
登山届はネットから提出していたのでそのまま到着とともに登山を開始した.
燕岳は最初から急な方の山である.
なので結構ゆっくり目に歩いた.
最初は雪もなく夏山を歩いてるような感じであった.
第三ベンチをこえて少ししたあたりから雪が突然増えた.
なのでそこからはアイゼンを利用した.
多くの人は合戦小屋まではアイゼンを付けずに登っていたが私は自信がないのでさっさとつけたのである.
合戦小屋より上は完全な雪山であった.
まぁ厳冬期のような厳しい寒さはなくむしろ暑かった.
曇ってたとはいえ私は半袖で行動していた.
もちろん防寒着はおいてきたわけではなくザックに入れてある.
暖かいとはいえ油断をしてはいけない.
合戦尾根は雪は多いものの気温が高かったため雪の踏み抜きが多かった.
なので想像以上に体力を要した.
合戦小屋から燕山荘までは1時間30分程度で到着した.
小屋の前は雪はなかった.
テント場はしっかり雪が残っていた.
10時ごろに燕山荘についたのだが, 予定通りだった.
計画ではその後大天井岳をピストンする予定だったが想像より疲れてたので燕岳山頂をピストンしてその後小屋でゆっくりした.
二日目はご来光を見ようと思ったが地平線付近の雲が多く見ることができなかった.
しかし景色は悪くなかった.
満月と北アルプスのコラボレーションを見ることができた.
また朝日に照らされる燕岳もいいものだった.
燕山荘で朝食をいただき, その後すぐに中房温泉へと下山をした.
下山のときは雪が凍っていた.
なので合戦小屋までは踏み抜くことなく快適に歩行できた.
合戦小屋より下は気温が高かったのかそこまで雪は固くなかった.
下山は8時頃だった.
山を安全圏まで降りたときの開放感はやはりいいものである.
山の中が嫌いというわけではなく, 外界には外界の良さがある.
燕岳に次来るときは多分夏だと思う.
その時は表銀座縦走をやりたいと思う.
美しい槍ヶ岳を見せられたから仕方のないことだ.
以下は今回の燕岳の写真である.